
こんにちは!
学生・20代専門スポーツメンタルコーチの佐伯亮哉(さえき りょうや)です。
みなさんは無意識の力について考えたことがありますか?私たちが意識的に行っていることは実はすごく少ないです。
今回はこの意識と無意識の割合について、そしてその無意識についてさらに詳しくお伝えしていきたいと思います。

この記事は以下のような人におすすめ!
・頑張っているのに結果が出ないと感じている
・試合になると力を発揮できない
・自信を持ちたい、メンタルを良い状態したい
・新しい自分に変わりたい
・自分の軸(信念)を見つけたい
「意識」と「無意識」の割合を知っていますか?
突然ですが、あなたは「意識」と「無意識」の割合をご存じですか?
実は、私たちが普段「意識できている」ことは、全体の5〜10%ほど。
残りの90〜95%は、無意識(潜在意識)が担っています。
| 領域 | 割合 | 内容 |
|---|---|---|
| 顕在意識(意識) | 5〜10% | 意思決定・判断・言語的思考 |
| 潜在意識(無意識) | 90〜95% | 記憶・習慣・感情・思考パターン・自律神経・人格形成 |
つまり、私たちの行動・考え方・感情のほとんどは無意識が作り出しているのです。
無意識の力とは
無意識は、日常のあらゆる場面に表れています。
- 言葉の使い方
- 体の使い方
- 考え方や反応のクセ
どれも、無意識の習慣によって決まっています。
どれだけ意識的に変えようとしても、無意識のパターンがそのままでは結果は変わりにくい。
反対に、無意識を整えられる人ほど、自然と結果がついてくるのです。
習慣が、あなたをつくる
人は1日に5万〜6万回も思考していると言われます。
その大半は無意識の中で行われているもの。
だからこそ、無意識の習慣が「自分をつくっている」と言っても過言ではありません。
上手くいく人ほど、良い考え方や行動を習慣化し、無意識のレベルで上手くいくパターンを身につけています。
科学が示す「無意識の力」
無意識の影響は、心理学だけでなく脳科学的にも証明されています。
リベット博士の研究(1983)
人が「手を動かそう」と意識する0.3秒前に、脳の運動野ではすでに動く準備が始まっていることがわかりました。
「意識」よりも先に「無意識」が行動を決めている。
ヘインズ博士の研究(2008)
fMRIを使った実験では、人が「決断する」と意識する約7秒前に、脳の無意識領域で選択が始まっていることが確認されました。
つまり 私たちの行動の多くは、無意識が先に決めているのです。
無意識と思い込み
無意識には、過去の経験や信念が蓄積されています。
- 「ミスしたら怒られる」
- 「プレッシャーに弱い」
- 「勝たなければ意味がない」
これらの思い込み(ビリーフ)が、感情や行動の自動反応をつくり、結果を左右しています。
無意識の思い込みを変えなければ、現実も変わらない。
無意識を変えるための第一歩
では、どうすれば無意識を変えられるのでしょうか?
ポイントは、「無意識を意識する」ことから始めることです。
まずは、自分の考え方や行動パターンに気づく。
そして、「こうなりたい」「こう在りたい」と思う姿を、日々意識的に考え続けることで、少しずつ無意識に落とし込まれていきます。
脳は変化する 〜脳の可塑性とミエリン化〜
ここで大切なのが、脳は一定の刺激を入れ続けることで変化するということ。
これは「脳の可塑性」と呼ばれる性質で、新しい考え方や行動を繰り返すことで、脳内の神経回路(ニューロン同士のつながり)が再構築されていくことがわかっています。
さらに、繰り返し行うことでその神経回路は「ミエリン化」という現象を起こします。
ミエリン化とは、神経の伝達スピードを高め、動作や思考をスムーズに自動化する仕組みのこと。
つまり、意識して行っていたことが、やがて無意識でも自然にできるようになるのです。
このように、
- 脳の可塑性によって「変化の土台」がつくられ、
- ミエリン化によって「定着と自動化」が進む。
この2つの脳の働きが、無意識の変化を支えているのです。
無意識を変える科学的な根拠
① ドナルド・ヘッブの法則(Hebb’s Rule)
心理学者ドナルド・ヘッブは、次のような有名な言葉を残しています。
“Neurons that fire together, wire together.”
(一緒に発火する神経細胞は、つながりが強くなる)
これは、「繰り返される思考・行動・感情のパターンが脳内で強化される」という意味です。
たとえば、「自信を持ってプレーする」経験を何度も重ねることで、脳の中で自信に関する神経ネットワークがどんどん強化されていきます。
逆に、「ミスを恐れる」「失敗したらどうしよう」という思考を繰り返すと、その神経回路が強化され、無意識の反応として定着してしまうのです。
つまり、どんな思考や感情を繰り返すかが、未来のあなたをつくる。
これが「無意識を変える第一歩」です。
② ノーベル賞研究にも裏づけ
この考え方は、神経科学の分野でも裏づけられています。
カナダの神経科学者 エリック・カンデル博士 は、「学習によって神経細胞のシナプス(接合部)が物理的に変化する」ことを発見し、2000年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
この発見により、次のことが科学的に証明されました。
「学び」や「経験」は、脳の構造そのものを変える。
つまり、頭で理解するだけではなく、
自然にそうしている状態になるまで繰り返すことが大切なのです。
無意識を書き換えるツール「クレド」
そこで私が大切にしているのが、無意識に働きかけるツール 「クレド」 です。
クレドとは、自分の大切にしたい考え方や価値観を言語化した信念の言葉。
日々それを見返し、行動の指針にすることで、少しずつ無意識にポジティブな思考と行動が刷り込まれていきます。
意識的な努力ではなく、無意識が自然と夢を後押ししてくれる状態をつくる。
その状態をクレドを通して作り、無意識へと落とし込んでいきます。
最後に
〜無意識を味方につけよう〜
「意識」よりも「無意識」が、あなたの現実をつくっています。
だからこそ、意識できる範囲を変えるだけではなく、無意識のレベルから心と体を整えていくことで、より自然体で、自分らしいパフォーマンスが発揮できるようになります。
無意識を味方につけて、理想の自分に一歩ずつ近づいていきましょう。
無意識を整えたいあなたへ
「無意識を整えたい」「クレドを作ってみたい」と感じたあなたへ。
まずは是非一度体験コーチングを受けてみて下さい。
あなたの中にすでにある「力」や「想い」を引き出し、無意識から変化を起こすきっかけを一緒に見つけていきましょう。








