
こんにちは!
学生・20代専門スポーツメンタルコーチの佐伯亮哉(さえき りょうや)です。
スポーツをしていると周りから競争を煽られたり、誰かと比較してしまうことは誰にでもあることかと思います。
人は他者との競争を意識するとどうしても比較をしようとしてしまいます。
そこで今回はスポーツにおける競争、比較についてお話していきたいと思います。

この記事は以下のような人におすすめ!
・他人と比較してしまう
・自分軸を持ちたい
・周りから競争を煽られている
他者との競争は過信が生まれる
多くの方は競争が大切と言われてきたかもしれません。
ですが競争することは本当に大切なのでしょうか?
人は他者との競争では過信が生まれると言われています。
そこには社会的比較理論が関係していると考えます。
社会的比較理論(Social Comparison Theory)
社会的比較理論とは、人が自分の能力や意見を他者と比較することで自己評価を行う心理学の理論です。
今自分がどのレベルなのか、成長できているかを知ろうとするための基準として他者との比較を行います。
そしてその基準とする他者は自分と似た相手と比較する傾向があると言われています。
年齢、立場、実力、環境など。
こうした自分と近い他者との競争では自己評価が実力以上に高まりやすいことが分かっています。
そしてそこにはローカル・コンペティション効果が関係していると考えます。
ローカル・コンペティション効果
ローカル・コンペティション効果とは、人は「全体の中での自分」ではなく、ごく身近な競争相手(ローカル)との関係だけで自分の能力や立ち位置を判断してしまうという心理現象。
人は「この集団の中で通用している」という局所的な成功を、「自分は十分できている」という全体評価にすり替えてしまう傾向があります。
そして結果として起こるのが、
- 「あの人よりはできている」
- 「今のままで問題ない」
- 「負けてないから大丈夫」
という、自信ではなく過信が生まれてきてしまうのです。
比較基準はいつも自分
他者との競争は、自己評価を歪め、過信を生みやすい。
ですので他者と比較するのではなく、いつも基準は自分自身に持っておくことが理想です。
他人を意識することなく、自分のやるべきことに集中していきたい。
ライバルとの競争は外発的な動機になりやすいです。
ですが比較の対象をライバルではなく、過去の自分にすることができれば、外発的ではなく内発的な動機に変えていくことができると思います。
自分との競争では、過信ではなく、意欲が生まれてくるのです。
どうしても比較してしまう時は対象の次元を上げる
他人と比較せず自分に集中していきたい。これが理想です。
とはいっても、どうしても他人と比べてしまう自分が出てきてしまうかもしれません。
上手くいかないとき、焦っている時、比較してしまうのは当然なことです。
そんな時は、自分にとって身近な人と比較するのではなく、比較する対象の次元を上げていくことが大切です。
大谷翔平さんやメッシ、徳川家康など。
自分と同じ土俵にいない存在です。
身近な人と比較すると勝ったか、負けたか。上か下かで判断しようとすると思います。
そうすると狭い視野になってしまいます。
逆に自分と実力も立場も環境も違う、次元の高い人と比較するとどうでしょうか?
勝ち負け、上か下かではなくどこまで自分が近づいていけるかという成長軸に変えていくことができると思います。
そうすることで、比較対象は他者でも自分自身のやるべきことに目を向けていくことができると思います。
チームでの競争
チーム内での競争は大切かとは思いますが、それがライバルと比較して勝ち負けに目を向けすぎてしまうと良い状態とは言えません。
先ほども言ったように人は自分と近い他者と比較する傾向があり、それによって自分の自己評価を決めてしまっている。
身近な人と比較し、勝ったか負けたかだと視野も狭くなってしまいますし、それによって過信も生まれてきてしまいます。
ですので競争を大事にするとチームワークが生まれにくくなってしまいます。
自分との競争によって意欲を生み出していけるチームほど、一人一人の役割が明確になりチームとしてまとまっていけるのです。
ですのでライバルとの競争によって外発的動機を強めていくのではなく、自分との競争によって個人の内発的な動機を強めていくことが理想の状態です。
最後に
他者との競争は、
自己評価を歪め、過信を生みやすい。自分との競争は、
成長実感を生み、意欲を育てる。
他者との比較ではなく、昨日の自分と比べて前に進めているか。自分自身に集中できているか。
そこに目を向けることができた時、今よりももっと成長を実感していくことができると思います。
今あなたが他人と比べてしまっている、自分自身に集中しきれていないと感じているなら是非一度体験コーチングを受けてみてください!








