想定外を想定内にしていく

こんにちは!

学生・20代専門スポーツメンタルコーチの佐伯亮哉(さえき りょうや)です。

みなさんは、試合前「上手くいっている自分」をイメージすることは多いと思います。

ですが、「上手くいかなかったときの自分」までイメージしている人は、意外と少ないのではないでしょうか。

想定外の出来事が起きた瞬間に焦ってしまい、本来のパフォーマンスを発揮できなかった経験がある人もいると思います。

そこで今回は「想定外を想定内にしていく」についてお話していきます。

この記事は以下のような人におすすめ!

・想定外のことが起きると焦ってしまう
・自分の思うようにいかないとストレスを感じる
・上手くいかないと頭が真っ白になってしまう

目次

イメージの力

良いパフォーマンスを発揮するために、自分の理想の姿をイメージすることはとても大切です。

どれだけ具体的にイメージできているかで、実際のパフォーマンスは大きく変わります。

なぜなら、脳はイメージと現実を区別できないという性質を持っているからです。

イメージの中で「できた」経験をすると、脳はそれを実際にできたこととして認識します。

その結果として、自信を持ってプレーできたり、余裕を持って試合に臨むことができたりします。

それくらいイメージの力は偉大です。

そして、これらは「脳はイメージと現実を区別できない」のポジティブな例になります。

ポジティブなイメージの落とし穴

イメージの力は偉大です。

ですが、ポジティブなイメージには落とし穴もあります。

脳はイメージと現実を区別できないため、良いイメージばかりをしていると、「すでにできた」「もう叶った」と認識してしまうことがあります。

すると、

  • できた気になって満足してしまう
  • 気が緩んでしまう
  • 「これで大丈夫」という過信が生まれる

といった状態になりやすくなります。

これは、「脳はイメージと現実を区別できない」という性質がマイナスに働いてしまう例です。

ポジティブ思考にはリラックス効果がありますが、その一方で、行動へのエネルギーを弱めてしまうこともあります。

ポジティブに思うことは裏を返すと私たちのモチベーションを奪いかねないのです。

つまり、ポジティブでいること自体が悪いのではなく、ポジティブにも一長一短があるということを理解しておくことが大切ということです。

ポジティブなイメージだけだと片手落ち。

だからこそ、バランスが大切になります。

そして、バランスを整えていくためにもちゃんと現実を見ることが必要になってきます。

想定外のこともイメージし準備の質を高める

理想の未来をイメージすることは、とても大切です。

ですが、それだけではイメージしていなかった出来事が起きたときに、焦ってしまい、良いパフォーマンスを発揮できないことがあります。

大切なのは、上手くいくイメージと同じくらい、上手くいかなかった場面もイメージすることです。

  • ミスをしたとき
  • 流れが悪くなったとき
  • 思い通りにいかないとき

そのとき、「自分はどう対処するのか」「何に意識を向けるのか」

ここまで事前にイメージしておくことで、準備の質は一気に高まります。

実際の試合では、上手くいかない場面の方が多いのが現実です。

だからこそ、さまざまな場面を想定し、想定外を想定内にしておくことが大切になってきます。

そうすることで、より精度の高い準備をすることができ、パフォーマンスも高めていくことができるのです。

また、柔道家の大野将平選手がこんな言葉を残しています。

意識しているのは“想定外を想定内にする”こと。コップを大きくすることで、全てを想定内に収める。

この言葉のように、事前に多くのケースを想定しておくことで、心の器(コップ)は大きくなります。

そしてそれにより、実際に何が起きても落ち着いて対応していくことができます。

ですので、現実にも目を向け、事前に想定外のことまで考えていくことが非常に大切になります。

最後に

想定外の出来事を事前に考えておくことで、想定外は想定内に変わっていきます。

理想の結果を手に入れるために、障害になりそうなことをあらかじめ考え、その対処法までイメージしておく。

それができれば、試合で最高のパフォーマンスを発揮できる可能性は確実に高まっていきます。

イメージの力は偉大です。

だからこそ、良いイメージだけでなく、現実にも目を向けながら、その力を上手く使っていきましょう。

もし今、「試合になると焦ってしまう」「余裕を持って平常心でプレーしたい」と感じている方は是非一度体験コーチングを受けてみてください。

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